こんにちは!今日は、ちょっと不思議であまり知られていない「恐怖症」のお話をしようと思います。
皆さんは「高所恐怖症」や「閉所恐怖症」は聞いたことありますよね?でも…「ボタン恐怖症」って知ってますか?
実は、わたしの妻がこのボタン恐怖症でして、最初は驚きました。でも、知れば知るほど「なるほど…!」と納得することも多くて。この記事では、その体験をもとにボタン恐怖症の特徴や対処法についてわかりやすく紹介します。
ボタン恐怖症との出会い👕
ある日のこと。
わたしがボタン付きのシャツを着てソファに座っていたら…
「ボタン怖いから、隣にくっつけん!💢💢💢」
えっ!?ボタンが怖いってどういうこと!?
最初はちょっと笑ってしまいましたが、彼女は本気。そこから「ボタン恐怖症」の世界を知ることになりました。
ボタン恐怖症って何?🤔
ボタン恐怖症(英語では “koumpounophobia” と呼ばれます)は、その名の通りボタンに対して強い嫌悪感や恐怖を感じる症状です。
人によって反応の程度はさまざまで:
- 見るだけで気分が悪くなる
- ボタン付きの服に触れられない
- 吐き気やパニック発作を起こすことも
さらに「どんなボタンがダメか」も人それぞれです。
- 大きなボタンが怖い
- 小さすぎるのが気持ち悪い
- デザインボタンが嫌
- 逆にシンプルすぎるのが無理
ほんとうに、みんな違って、みんな怖い…のです。
原因は?🧐
ボタン恐怖症の背景には、幼少期の体験やトラウマが関係していることもあります。
たとえば、
- 「ボタンの留め方が分からなくて、親に怒られた」
- 「制服や衣装に嫌な思い出がある」
- 「触った感触がどうしても無理」
など、「些細だけど深く残る記憶」がきっかけになることが多いようです。
一見「なんでそんなことで?」と思うかもしれませんが、脳は“イヤだった体験”をしっかり覚えているものなんですね。
日常生活での工夫💡
では、ボタン恐怖症の人は日常生活をどう工夫しているのでしょうか?
妻の場合、こんな感じで生活を快適にしています。
- ネットで“ボタンなし”の服を選ぶ
- Tシャツやかぶるだけのワンピースを愛用
- Yシャツは形状記憶&ノンアイロンの前開き仕様
- 洗濯物は干して→そのまま収納(たたまない)
- たたむのは下着とタオルのみ
つまり、「ボタンに触れずにすむ環境」を自分でつくる工夫をしているんですね。
まとめ:ボタン恐怖症とどう付き合う?🧘
ボタン恐怖症に限らず、恐怖症やトラウマは**「克服すべきもの」じゃなくて「付き合い方を見つけるもの」**だと思います。
ポイントはこの3つ:
- 無理してボタン付きの服を着ない
- 自分に合ったアイテム・習慣を取り入れる
- 周りに「ちょっと怖いんだ」と伝える勇気を持つ
🌟最後にひとこと
みんな、なにかしら“言いづらい苦手”を持ってる。
それを無理に隠すよりも、ちょっとした工夫や配慮で日常がラクになるなら、それが一番!
「強くなる=我慢すること」じゃなくて、弱さを認めて整える力もまた“強さ”なのかもしれません。
💬 あなたの「ちょっと変わった恐怖症」エピソードも、よかったらコメントで教えてください!
みんなで「そうだったんだ!」って知り合えたら、優しい世界が広がるかもしれませんね。