ある日のこと。
リビングで普通に会話しようとしていたら、妻が突然こう言いました。
妻
えっ、なんか喋ってる?
いや、さっきまで聞こえてたよね?と思いつつもう一度話すと、また聞こえない様子。
試しに裏声で話してみたら…聞こえる。
なにこの仕様。
そして数分後、何事もなかったかのように普通に聞こえるようになりました。まるでスマホの不具合が勝手に直るみたいな現象です。
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これ、もしかしてAPD?
笑い話のようですが、こういう現象、APD(聴覚情報処理障害:Auditory Processing Disorder)が関係している可能性もあります。
APDは耳そのものは正常でも、脳が音を処理する過程でうまく拾えない状態。特徴としては…
- 特定の声や音域が聞き取りづらい
- 騒がしい場所や複数人会話で混乱しやすい
- 疲れていると聞き取り能力が落ちる
今回の妻のケースも「僕の普通の声は聞こえないけど、裏声なら聞こえる」という形で、一時的に周波数帯域の違いが影響した可能性があります。
じゃあどうすればいい?
もし同じようなことが何度も起きるなら、耳鼻科や聴覚検査を受けてみると安心です。
また日常では…
- 騒音を減らす(テレビやBGMを止める)
- 相手の正面で話す(口の動きも情報になる)
- 声の高さや話し方を少し変える
…といった工夫で改善する場合があります。
まとめ
今回の我が家では「夫の声だけ聞こえない」というレアバグで大笑いしましたが、もし繰り返すようなら早めに専門家に相談してみると安心です。
笑って終わる日もあれば、ちょっとした気づきが大事なサインになることもあります。